ウェブページの管理と運用(CSS と ftp)

HTML と CSS

HTML

HTML(Hyper Text Markup Language) 等の マークアップ系言語(文書にいわゆるタグをつけるもの)は 文書の論理的構造を記述するための言語であって、 見栄えを記述するものではありません。

しかし、WWW は 1990年の誕生後、 1993年から Mosaic (Mozilla や MSIE の前身にあたるウェブブラウザ) に よって爆発的に普及しましたが、これが逆に誤解を招きました。

と言う誤解は、たまたまあるウェブブラウザ(Mosaic)がそうであった、 と言うだけのことから始まったのです。

このような誤解のために、

と言う怪しいテクニックが使われるようになりました。
また、そういうことがあたかも正しいかのような、 と言うことをまことしやかに書いている解説書も存在します。
繰り返して書きますが、 HTML等のマークアップ系言語は 文書の論理的構造を記述するための言語であって、 見栄えを記述するものではありません

CSS

HTML が論理的構造を記述し、その見栄えを制御するものが CSS(Cascading Style Sheet) です。
スタイルについて考えるとき、

どちらでしょうか、通常は後者でしょう。 まず、HTML で文書の構造を記述し、スタイルシートで 見栄えを制御すると判りやすくて読みやすいページを作ることが出来ます。

また、ウェブコンテンツ(ウェブページの集合)はウェブブラウザで表示して 見るだけではなく、

こともあります。タグが文書の論理構造を正しく記述していなければ、 ウェブブラウザで表示する以外の使い方が出来なくなります。
また、テキスト文字だけでウェブページを表示するウェブブラウザも あります。この場合、 では正しく内容を伝えることが困難になります。

サンプル

最初は CSSを利用していないページ です。

次にCSSを利用した例 です。 ページのヘッダ部分に <link rel="stylesheet" type="text/css" href="./test.css"> を追加し、以下の内容で test.css を作成します。

H1{	color: red;
	font-size: 20pt;
	text-align: center;
	}
H2{	color: black;
	background-color: red;
	}
P{	text-indent: 1em;
	}

また以下のCSSを利用すると 同じペイジがこのように変わります

H1{		font-size: 1.5em;
		margin: 1em 0em 1.5em 0em;
		padding: 1em;
		background: #ffe;
		border-width: 0.5em 0em;
		border-style: solid none;
		border-color: #aaf;
		line-height: 1;
		}
H2{		font-size: 1.5em;
		margin: 3em 1em 2em 1em;
		border-width: 0em 0em thin 0em;
		border-style: none none solid none;
		}
P{		display: inline;
		}
P:before {	content: "▲";
		}
HR{		width:	0em;
		}
BODY {		background: #9a7;
		}

FTP によるファイル転送

作成したウェブページはウェブサーバにそのファイルを置くことで 公開することができます。一般に ftp を用いてファイルをサーバに 転送(put)します。
本講座では ws_ftp 95 LE を利用します。

スタートメニューから「プログラム」→「ws_ftp」→「ws_ftp95 LE」と たどって ws_ftp 95 LE を起動します。

ws_ftp 95 LE が起動すると 「Session のプロパティ」のダイアログが開くので General タブの Newをクリックします。

以下のように必要な項目を設定します。

Profile Name: sub
Host Name/Address: sub.osaka-sandai.ac.jp
User ID:(s+自分の学籍番号)

また以下のように、Advanced タブの ``Passive Transfers'' にチェックを入れておきます。

ここで、``OK'' をクリックすると、ftp サーバに接続するための パスワードの入力を求められます。 ここで入力するパスワードは演習室のコンピュータを使うために 入力したパスワードではなく、メイル用のパスワードです。

パスワードを正しく入力すると ftp サーバに接続します。 ウインドウの左側がローカル(手元のマシン)、 右側がリモート(ここではftp サーバ)です。
画面中央下の ``Auto'' にチェックを入れておきます。

ウインドウの右側で転送するファイルを選択し、中央の -->をクリックするとファイルが転送されます。

index.html と test.css を転送しましょう。

ファイルの確認

ウェブブラウザで、URL(http://sub.osaka-sandai.ac.jp/s99xyyy/)を 開きます。99xyyy は自分の学籍番号に置き換えます。

参考文献